エレベーターの非常止め装置って?
安全にエレベーターを使用するにあたり、非常止め装置は必須となる存在です。
非常止め装置とは万が一の場合にエレベーターのカゴの落下を防止し、事故や怪我の発生を防いでくれる装置です。
非常止め装置が作動するまでには、一定の条件が必要となります。
まずはエレベーターを支えるワイヤーロープが切れ、これによってにカゴの動く速度が変化したことを調速機が察知します。
調速機はエレベーターの動力を切ったり、非常止め装置を作動させる役割も担っており、通常時の1.4倍の速度をカゴが超える前に、非常止め装置のスイッチを入れます。
調速機によって作動を開始した非常止め装置がカゴを停止させ、これによりエレベーター内部に乗り込んでいた人の怪我などを防止します。